スズキの高馬力船外機(200・250)等は使用時間が増えてくるとなぜか出港してエンジン回転を上げたときに急にエンストすることが多くなります
燃料がうまく吸えず1次フィルターまたはペーパセパレーターの中の燃料が空になりガス欠のような感じでエンストします。手でプライマリーポンプを押して燃料を送るとすぐにエンジンは再始動できるんですが、加速状態で急にエンストするとボートが急ブレーキがかかったようになって結構危険です。
なによりしょっちゅうエンストするのがめんどくさい!!
うちのボートも前は同じようにエンストしてたんですが色々と対策した結果現在はエンストの症状は出ていません。
うちと同型のエンジンを積んでいるマリンステージさんも同様の症状で悩まされていたんですが、燃料タンクから船外機に直接燃料を圧送するポンプを追加して
エンストするのを防いでいます。(うちのボートは別の方法で対策をしています)
本来吸い込んで陰圧になるはずの燃料ラインに圧をかけて無理やり押し込んでるのであまりいい方法とは思えないのですが現状調子はいいようです。
〇が追加の燃料ポンプ
これで船外機に燃料を圧送しています。
しかし、このポンプの配線がバッテリースイッチ(メイン電源)直結でエンジンがかかっていない時でも動きっぱなし! バッテリースイッチを切り忘れたらバッテリーは上がってしまうし、なにより燃料漏れでもしたらえらい事になります。
谷口君からエンジンかかってる時だけポンプが動くようにできないかと相談されました。ポンプをつけた業者さんにはできないと言われたそうです。
出来るか?出来ないか?と聞かれれば「出来ます!」
ようはキーを回した時にイグニッションの電源が流れる配線にポンプの電源をつなげばいいんです。メインハーネスがポンプの横を通っているのでそこから電気を取ります。しかしメインハーネスから直接ポンプの電源を取ってしまうと常時動いてる燃料ポンプの電気の消費量に耐えられないかもしれません。
そこでプラスコントロールの4極リレーを使います。
青い線にイグニッションの電気が流れると常時電源(バッテリー)から燃料ポンプに電気を流す仕組みです イグニッション電源がスイッチになってる訳です。
燃料ポンプはバッテリーから直接電気をもらってるので船外機のメインハーネスには負担はかかりません。
船外機を止めてイグニッション電源が切れるとポンプの電源も切れます。
リレーを追加した所 もちろんリレー本体は防水 配線もきちんと防水処理をしています。バッテリー端子のサルフェーションが気になる所ですが時間の関係上今回は放置してます。参考までにスズキDF200の場合イグニッション電源は「グレー」の配線です。
さあ今日から4月です。
3ボート出港します。サメのヒレでも行ってみましょうかね~
お知らせです。
4月1日よりニューポイントがオープンします。
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