あくまで素人である僕個人の見解です。
また、うちのエンジンと同じ症状であるとは限りません。
この考察については一切責任は取りませんのご了承ください。
大好評?のマニアックシリーズの第3弾
なぜエンジンストールしてしまうのか考えてみました。
出港して港の中はアイドリング付近でゆっくり航行
港を出てスロットルレバーを前に倒すとエンジンの回転数があがりボートが加速していくと突然エンジンストール・・・
スズキの船外機によくあるこの症状 串本のダイビングボートはスズキの船外機が多くうちのボートだけでなく他店でも同じようにエンジンストールしているようです。
スクイズポンプを押して燃料を送るとすぐに再始動できるのでうまく燃料がエンジンに送られていないのはわかってるんですが、船のエンジン屋さんに診てもらっても原因がわからず、燃料フィルターや燃料ポンプをかえても症状は変わらず どうしたら直るのかさっぱりわかりません。
ちなみに再始動したあと普通に走れますが港に帰ってきてエンジンを止めて少し時間を空けると同じ症状がでます。
原因を探る為に僕なりに考えてみました。
1・燃料ラインのどこからかエアーを吸っている
燃料ラインに圧をかけてチェックしても漏れがないのでエアーは吸っていない
2・燃料ポンプが悪い
エンジン全開でも止まらないのでポンプは正常
3・燃料フィルターが悪い
燃料フィルター外して直結しても症状はかわらない
4・燃料が逆流している
写真のピンクの矢印の様に燃料が流れているんですが時間が経つと燃料が落ちて(逆流して)エアーがかんでしまうのでは?と思いチェックバルブ(逆止弁)をつけて燃料が戻らないようにしてみました。
試走してるとかなり症状が改善されました。
それでも5回に1回ほどの割合でエンジンストールします。
さらに調べてみると船外機から燃料フィルターまで燃料が落ちて戻ってきていることがわかりました。
燃料系のパーツリストを見ているとやっぱりチェックバルブ付いてる~!!
しかも燃料ポンプのすぐ手前 ばらしてチェックしてみるとやはり機能してませんでした。交換するとエンジンストールはおこらなくなりました。
やはりエンジンを止めてしばらくすると燃料が逆流してエアーが噛む為、ポンプがうまく燃料を吸えなくてエンジンストールしていたようです。
ただ、燃料ポンプもすこしずづ弱って流量が落ちてくるようで新品のポンプだと吸い込む力が強いので多少のエアーならそのまま燃料を吸い込んでしまうためエンジンは止まらないと思われます。
対策
1、ガソリンタンクの吸い込み口にチェックバルブを追加する。
2、船外機についてるチェックバルブを交換する
この2つで症状はほとんど改善すると思われます。
また燃料を吸い込みやすくするため燃料タンクからの配管はなるべくシンプルにした方がよいと思います。
この対策をしたところ、非常に調子がよくなりました。
先日燃料ポンプが壊れたので新品に交換してからはプライマリーポンプを押さなくても1度もエンジンストールはしていません。
考察
ある程度使用時間が増えた船外機は内部のチェックバルブが機能しなくなり燃料が落ちて(逆流して)配管内にエアーが噛んでポンプが燃料を吸えなくなりペーパセパレーター内の燃料が無くなる為エンジンストールする。
また燃料ポンプの流量が落ちてくると症状が出やすくなる。
以上です。
今日はちょっと出かけてきま~す。
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