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エンジン修理のお話

エンジン修理のお話

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昨日は地元高校のダイビングの海洋実習でした。
今シーズンも無事終了です。

さて先日突然のエンジントラブルにみまわれたTOMORROW号
現在は無事修理完了しております。

その時の修理のお話です。
2日ほど業者さんに来てもらったけど原因不明・・・

こうなったら自分で直すしかない!!
いまこそ長年培った車とバイクのスキルをフルにいかす時!!

症状は

1.突然のエンジンストップ
2.キーをひねってもイグニッションが入らない
3. その時にパワーチルトは動く
4.メーターは動かない
5.なにかの拍子にエンジンかかる事がある
6.エンジンがかかっている時は調子がいい

以上の状況から間違いなく電気系のトラブル
しかもイグニッションが入ったり入らなかったりするのが厄介だ

とりあえずメーター裏の配線をばらしてみる
サービスマニュアルなんてないのでテスターを当てながら配線をたどって行くしかない まずはメーターにも電気が来ないのでメーターの故障を疑ってみる
キーをオンにしてイグニッションが入らないときにもアワーメーターの電源は入る アワーメーターはメインのメーターから電源を取っているのでメインのメーターにも電源は来ているはずなのに動かない いろいろ調べてみたけど配線に問題無し。最終的にメーターを殺してもエンジンがかかったのでメーターは関係ない事が分かった。

つぎに一番疑わしいキースイッチを交換してみる
幸いオレンジハウスさんが予備のキースイッチを持っていたのを貸してもらった。

カプラーを外すと若干の錆びが出ていた。
これも接触不良の原因になるので綺麗に磨いて接点回復剤を吹いておいた。

キースイッチを交換してエンジンをかけたり切ったり1時間ほど様子を見ていたが調子が良かったのですこし試走してみようとまずはロープをつないだままギアを入れる そしてハンドルを右に切った時に突然のエンジンストップ
そして左に切ると再び電源が入った

その時にハッとひらめいた!
絶対リギングホースの中のメインハーネスだ

船外機のサイドカバーを外しスロットルケーブルとアクセルケーブルを外してリギングホースを引っこ抜きメインハーネスを見てみると少し曲がった所があった。ここを曲げたり伸ばしたりしてみるとイグニッションが入ったり切れたりする 「ここや~」思わずガッツボーズ ハンドルを切ったりチルトアップしたりするとこの辺の配線も一緒に動いて負荷がかかるのでおそらく金属疲労で折れたんでしょうね 10年使ってるので仕方のない所かな?

週末までに部品が間に合わないので断線した部分を切ってつなぎ合わせることに
幸いハーネスには長さの余裕があったので50cmほど切って半田と熱収縮チューブで配線をつないでいく その数16本・・・ 間違えると大変なので1本づづ繋いで最後に自己融着テープを巻いて完成

船外機をもとに戻して恐る恐るエンジン始動してみると普通にかかってよかった~ ハンドルを切っても問題無し やったぜ~修理完了です。
丸1日かかったけど無事直ってよかった!!

おかげでスズキの船外機の電装系にも詳しくなりました
スズキ船外機の修理は中井マリンサービスまで(笑)

今日は3ボート出港です。

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